もふみんのブログ

ささみ食べてる?

M!LK CONCERT TOUR 2023【CHECKMATE】を終えて

 

皆さんお察しの通り、このツアーに参戦してからというもの、私の中で今までと比較してもかなりクソデカ感情が芽生えてしまったのでここに供養しようと思い、綴る。

 

M!LK CONCERT TOUR 2023【CHECKMATE】

3月31日から福岡、大阪、名古屋を周り、オーラスとなる東京公演はM!LKで史上最大規模を誇る東京ガーデンシアター(キャパ数8000人)にて開催、チケットは注釈付き指定席まで満員御礼SOLD OUT、大成功を収めた2023年のツアーである。

 

最近これと言って推しに対してクソデカ感情湧くこともなく、ただ平然とlikeの気持ちで参戦した名古屋。が、凄かった。やっぱりM!LKは凄かった。名古屋公演、個人的に席は今までで1番良かったのだが、入りがバタバタで正確に覚えていないこと、そして単番だったこともあり、恥ずかしさから本気の楽しみをメンバーに見せつけられなかったという事実があるため、ここでは東京公演について語ろうと思う。

 

前回のライブが行われた国際フォーラム、私の周りだけだったのかもしれないがチラホラ空席だったこともあり、正直なところ(8000人埋まるだろうか?メンバーが悲しまないだろうか?)という不安要素の方が大きいまま会場に向かった私は、人の多さに驚愕した。エビライだ。M!LK1組で、エビライの時と同じ会場で、エビライと同等の人数を集めている。息が苦しくなるほど会場の周りには老若男女問わず沢山の人が居た。私ごときが心配する必要はなかった。とても誇らしかった。

 

そう、本文では〝誇らしい〟という単語が沢山出てくると思う。今回のライブは、今までM!LKを追ってきたみ!るきーずとして本当に誇らしかったのだ。

 

M!LKのライブは、本当に楽しい。他と比較したいという訳では無いが、終わってしまうのが毎回惜しいほど、丁寧に、大切に作り上げられている。メンバーが演出や衣装に携わっている、ということもあるかもしれないが、メンバー一人一人のライブに対する意気込みが他とは違う、そんな気がする。一筋縄では行かない、簡単にドームやアリーナに行けない立場だからこそ出せるような魅力が、彼らにはある。

 

文字にするだけでも恐ろしいが、「ここでは夢を掴めそうにないので脱退します。」「結局全員で夢の舞台に立てなさそうなので解散します。」こんなことは考えたくもないが、実際にその道を選ぶ人やグループもある。〝EBiDANを推す〟ということは〝常にその恐怖と手を繋いで生きていく〟ということだと思う。だから私はいつも命懸けで参戦する。毎曲、いつ聴けなくなるか分からなくて、いつ見られなくなるか分からない。次回が、今日と同じメンバーで披露出来る確証はない。一つ一つのパフォーマンスを噛み締めなければ、後悔するのは自分かも知れない。彼らのライブは、儚ささえ感じられる。

 

推しである山中柔太朗は、毎公演のライブで『世界一幸せにしてやるよ』と言う。この言葉がデフォルトの挨拶なのだが、この言葉に対する責任を重く受け止めている気がして不安になる。最後の挨拶では私たちにいつも、『今日は楽しかったか』と尋ねる。それが、単純に疑問から来ているものなのか、不安から来る確認のしたさ、みたいなものなのか定かでは無いが、この言葉を聞く度に「心の底から本当に楽しかったよ、ありがとう」と直接伝えに駆け出したくて堪らなくなる。ライブを振り返ってその点で不安を感じ、眠れなくなったりはしていないだろうか。少なくとも私は世界一幸せになっている。だから安心して眠っていてほしい。一人でも〝世界一幸せ〟になった人がいることを伝えたい。

 

優しすぎるが故に、本当に、多方面から物事を考える子。常に思考していて、無意識に神経を張り巡らせている子。楽観的に見えて繊細だから、溜め込んでしまっているものも多いと思う。グループの中で最年少ではなく下から2番目という立場では大々的に甘えにくいだろうし、家でも兄で居るため甘え方が分からないだけかも知れないが、貴方だって最年少と1つしか変わらないし、最初から居た訳では無い、同時期に加入した存在なのだからもっと周りに頼って欲しい、と思う。

 

決して弱音を吐くことなく、朝が弱いのに寝る間を惜しんで仕事していて、常にメンバーやファンのことを考えていて、人の繊細な心の動きにいち早く気付いてフォローすることが出来て、目立つことが得意では無いのに、時には自分がいじられ役を買って出て、自分のことはいつも後回しで、自分を削ってでも相手に対して惜しみなく優しさを与えられて、裏では死ぬほど努力を重ねているのに、その努力を隠して、私たちの前ではカッコイイところだけを見せてくれる。山中柔太朗は、非の打ち所がない人間で、完璧なアイドルだと私は思う。

 

今回のツアーを終えて彼は、個人のファンコミュニティで、「与えられたかな」と言った。確実に貴方は〝与えられて〟いる。それも充分過ぎるほど。私だけでは無い。彼は優しすぎる。私たちが不安になるほどに。この優しさがどれほどかと言うと、私が22年間生きてきて出逢った人の中で確実に、一番優しい。ダントツだ。これは、私が山中柔太朗推しで無かったとしても、贔屓目なしにそうだと胸を張って言える。見えない部分は私には一生分かり得ない。しかし、YouTubeでの行動やライブでの発言など、私たちに見えている部分だけでも、優しさが垣間見える。垣間見え続けている。垣間見どころか大っぴらに溢れ出している。山中柔太朗は、もっとワガママになるべきだと思う。ワガママになってくれないと、私が辛い。

 

(〝私だけは彼を理解したつもり〟になって勝手に気持ちよくなっているだけなので、解釈違いがあれば謝ります。『君はスパークル / ≠ME』参照)

 

山中柔太朗だけに限らず、M!LKは全員心が優しい。ファンから見てもよく分かるほど、メンバーの仲が本当に良く、個人の中身も素晴らしいメンバーで構成されているグループだから、推していて本当に楽しいし、このグループを推せていることが誇らしくなる。そして、M!LKを推していると分かるのだが、グループとして纏まっていると感じる部分が多い。全員が同じ場所を同じ熱量で目指しているからこそ培った纏まりだと思う。